管理課 佐藤 優樹
- 入社のきっかけを教えてください。
- 大学時代は仙台にいたのですが、地元に帰ってこようと思って仕事を探していたときに、光洋精機の求人を見つけました。大学で勉強していた内容とは全然違うのですが、自分のやりたい仕事が管理系だったので応募しました。この会社は転勤がないので、基本的にずっと同じところで働けるというのも、ひとつのポイントでしたね。
- 地元に帰ってこようと思ったのはどうしてですか。
- 大学2年くらいまでは向こうの方が楽しいと感じていたのですが、一回地元を離れてみて、地元の特別感というか唯一の場所という感じが良いなと思うようになりました。若いうちに都会で働くことも考えたのですが、自分はいずれ地元に戻る気がしていたので、それなら最初から地元で働こうと思ったんです。
- 入社2年目になりましたが仕事はどうですか。
- 自分は工業系の勉強をしてこなかったので入るときは不安だったのですが、この会社は研修期間も長めに取られているので、不安がある人でもしっかり教えてもらえます。先輩方も優しくて、聞いたら丁寧に答えてくれる人が多いので、今はいろいろ吸収させてもらっています。
- 研修はどのような内容でしたか。
- 自分の場合は半年間かけて、1ヶ月ずつ各部署を回りました。面接のときから管理ということで話はしていたのですが、実際に配属が決まるときは自分の希望も言えますし、社長と軽く相談させてもらえる機会もありました。
- 管理課ではどのような仕事をしていますか。
- 大まかにいうと、まずお客様から注文を受けて、必要な材料を手配し、社内に加工指示を出します。最終的には、完成したものを品証で検査したあとに、管理課で梱包して客先に納めるという流れです。
- お客様と直接やり取りするのは管理課ということですね。
- そうですね。先輩方からは、管理課って実際に加工はしないけど、お客様から一番顔として見られるところだと言われました。
- やりがいはどんなところに感じますか。
- 基本的には、お客様から指示された納期通りに納めるのですが、納期が重なったり短いスパンでたくさん案件が入ると大変なんです。それでも、納期通りにしっかり納め切った後は、やっぱり達成感がありますね。
- 管理課にはどんな人が多い/向いていると感じますか。
- 社内でのやり取りもお客様とのやり取りも多いので、円滑にコミュニケーションをとれることはもちろんですが、気遣いができる人の方が向いていると思います。課内には実際そういう人が多いと感じています。
- 今後の目標を教えてください。
- さらに大きな仕事も任せてもらえるように頑張っていきたいです。
技術課 茂木 祐紀
- 入社のきっかけを教えてください。
- 転職を考えていたときに、光洋精機で働いている弟から「うちの会社に来てくれないか」という話があり、話を聞いていくうちに受けてみようかと思ったのがきっかけです。 それまでにも加工の仕事を10年くらいやっていたので、経験を活かせるのではないかとも思いました。
- 今はどんな業務を担当していますか。
- 技術課というところで、プログラムを組むためのモデルをCADで描く仕事をしています。2Dは描いたことがあったのですが、3Dは初めてだったので、最初は苦労しましたね。 他には、設備が故障したときの修理対応などもしています。
- 部門の雰囲気はどうですか。
- 自分の役割や責任をしっかりもって仕事している人が多いと感じます。あとは、ミスというのはどんな仕事でもあると思いますので、それをフォローできるように互いに確認し合って進められていると思います。
- やりがいはどんなところに感じますか。
- できなかったことができるようになった瞬間ですね。大きなことでなくても、朝できなかったことが帰るころにはできるようになっていたり、今まで読めなかったものが読めるようになったり。設備修理のときも、できなかったことができるようになって、現場の人から「直してくれてありがとう」と言ってもらえると、「やって良かった」と思いますね。
- 大変なところはどういうところですか。
- 今まで経験してきたところは量産の職場だったのですが、光洋精機は少量多品種なので、どうやったら自分の経験を活かせるのか日々考えています。量産と根本的なところは一緒ですが、少量多品種だと1個2個作ったらすぐ次のものを作るための準備をしなければいけないので、一つ一つの製品に対して観察できる時間が短いんですよ。その短い時間でどこを改善できるのか見つけなければいけないのが、量産との違いというか大変なところです。
- 今後の目標を教えてください。
- 見積もりから製品が完成するまで、一通りの工程をできるようになりたいです。あとは、これまでの経験を活かせるように、「こいつだからこういうことを考えられたんだ」という成果を一つでも出せたらと思います。
品質保証課 後藤 裕介
- 入社のきっかけを教えてください。
- 学校の先生から勧めてもらったのがきっかけです。ちょうど自分でも精密機械に携わる仕事がしたいと思っていたので、会社見学に行ってそのまま就職活動をしました。
- 品質保証課に配属された経緯を教えてください。
- 入ってすぐはいろんな部署を回るんですが、管理課の次に品質保証課に行ったんです。そしたら、たまたま品証の仕事が向いていたみたいで、当時の課長に「品証どうだい?」と言ってもらって。自分も「良いですね」と言っていたら、そこでほぼ確定しちゃったようなんです。研修が終わったら普通はどこの課に行きたいか聞かれるらしいんですが、自分だけは「君、品証ね」って決まってて(笑)。
- 品質保証課に向いているのはどんな人だと思いますか。
- 製品の検査をする仕事なので、細かいところまで気をかけられる人や、単純作業や勉強が好きな人は向いていると思います。まめな人は、品証の仕事が得意だと思いますよ。 あと、部門内はすごく静かで集中している雰囲気なので、そういった空気が苦でない人が良いと思います。
- 勉強しないといけないことも多いんですね。
- そうなんです。数学の公式を使うこともあります。ただ、使うとなったら次第に覚えてくるので、最初は分からなくてもそこまで気にしなくて大丈夫だと思います。基本的には、先輩や他の人とコミュニケーションをしっかりとれるのが一番かなと。勉強や仕事は、そのあとからでも大丈夫です。
- やりがいはどんなところに感じますか。
- 自分が測定したデータをもとに調整して、製品が完成されていくのを見ると、自分の仕事には意味があるんだなと感じますね。それこそ、基準を満たしていない製品をお客様に納品する前に発見できれば、お客様に迷惑がかからず良い製品だけが流れていきますので、やりがいを感じます。
- 大変なところはどういうところですか。
- 製品には良いものだけでなく、中には悪いものも混ざって流れてくるので、そういうときに上司とか先輩とか関係なく現場の人に伝えなければいけないんです。コミュニケーションをとって、納得してもらわなければいけないというのが、大変なところかもしれないです。
- 今後の目標を教えてください。
- 検査の資格があるので、それを取得できるように頑張っています。かなり難しいようで、先輩方も何回か挑戦しても取れなかったようなんです。会社としての期待もあるので、しっかりと勉強していきたいと思っています。
第一製造課 伊藤 さゆり
- 入社のきっかけを教えてください。
- 高校生のときにも入社したいなと思っていたのですが、結局そのときは入らず…。でも、今やっているバリ取りの仕事にはずっと興味があって、たまたま夫の後輩がここで働いていたので、募集しているということを知って面接を受けさせてもらいました。
- 高校時代はなぜこの仕事に興味を持ったのですか。
- 手作業がしたかったんです。だからといって、大学や専門学校に進むというわけではなくてすぐに仕事がしたかったので、精密なものを一から作っているというのがすごいなと思っていました。
- やりがいはどんなところに感じますか。
- やっぱり精密な作業を最後までやり遂げたときですね。製品は、指の先に乗るくらいのものからタイヤくらいの大きさのものまでいろいろありますし、新規品も多いので大変なんですが、一から自分でできたときは成長したなと感じます。
- 大変なところはどういうところですか。
- 少量多品種なので、1分や2分で作業しなければいけないときがあるとやっぱり大変です。ですが、ずっと流れ作業で同じものを作っているより、毎回図面を開いてにらめっこして、気を付けないといけないところを確認して、工具も自分で選択して…というのは、面白い部分でもあるんです。毎回バリの大きさも違うので、都度自分で考えて、次の製品が来たときに前の経験を活かして仕事ができたときは、達成感がありますね。
- 成長を感じられるということですね。
- そうです。自分の成長が目で見て分かると思います。先輩に聞くときもありますが、先輩方は嫌な顔せずに「道具これ使うと良いよ」などと教えてくださるので、そういった面でもすごく居心地が良いですね。
- 部門間でのやり取りもあるのでしょうか。
- 自分が作業したものを検査してもらったり、前工程の不具合を見つけたら返したり、部門を超えてみんなで良いものを流そうという雰囲気があると思います。
- 女性の社員さんも多いのでしょうか。
- どちらかというと男性が多い職場ですが、女性社員は自分も含めて子どもがいる方が多いんです。子どもが同級生のお母さんもいらっしゃるので、いろいろ相談しやすいなと思います。
- 今後の目標はありますか。
- まだ私は入社して3年ちょっとしか経っていないんです。だから、まだまだ先輩に聞かないとできないこともあるので、100%自分の力で1から10までできるようになりたいと思います。あとは、新しい子が入ってきたときに、今までの自分の経験を活かしてアドバイスできるようになれたらと思います。
第二製造課 蒲生 貴弘
- 入社のきっかけを教えてください。
- 地元の工業高校を卒業したということもあって、高校で学んだことを活かしてものづくりに携わりたいと思いました。
- 仕事内容を教えてください。
- NCの複合旋盤という機械を使っているのですが、主に小径の品物を加工しています。自分は工業高校で基礎的なことを学んできたので、今の仕事はその延長線上にあると感じています。2020年の夏くらいにはグループリーダーになり、今まで以上に責任も感じるようになりました。
- 部門の雰囲気はどうですか。
- コミュニケーションをとって協力しながら進めているので、良い雰囲気で仕事できていると思います。
- やりがいはどんなところに感じますか。
- 新規品の加工の際に、構成やプログラムが上手くいったときですね。複雑な形状が来ると大変なんですが、できあがったときは達成感があります。
- 大変なところはどういうところですか。
- ミクロ単位で寸法が決まっているのでそこに気を付けたり、傷などに注意しながら作業をするので、神経を使いますね。
- 経験がなくても大丈夫ですか。
- 工業高校を卒業してこられる方もいますが、普通高校から入ってこられる方もいらっしゃいますよ。やる気があって、コミュニケーションがとれる方であれば大丈夫だと思います。
- 社内の雰囲気はどうですか。
- 細かいものを加工したりするので、仕事中は集中力をもって取り組んでいる方が多いと感じます。業務外のことでいうと、コロナ禍の前は年に4回ほど社内行事があったんです。最近はあまりできませんが、歳が離れている方や部門が違う方とも打ち解けられる雰囲気がありましたね。
- 休日はどのようにリフレッシュしていますか。
- 中高とテニスをしていたので、前ほどではないですが今も時々テニスをしています。体を動かしてリフレッシュしていますね。
- 今後の目標はありますか。
- リーダーという役職をもらっているので、部下の育成や自分のスキル向上に努めていきたいと思っています。
総務課 金子 智也
- 入社のきっかけを教えてください。
- 大学を卒業してずっと神奈川の方で仕事していたんですが、いずれは地元に戻ってきたいと考えていました。ただ、そのきっかけがなかなか無かったのですが、正月に実家に帰ってきたとき、光洋精機でUターン者を募集しているというチラシをたまたま目にしたんです。神様の導きかと思いましたね(笑)。
- 入社するときの印象はどうでしたか。
- 関東からこっちに戻ってきて、正直、馴染めるかどうか不安だったのですが、みなさん仕事にひたむきで真面目な方が多いので、印象としては良い会社だなと感じました。総務課についていうと、みなさん親切なので何でも聞きやすいですし、仕事はやりやすいです。人が多い部署ではないので、自分から何か発言したり行動したりしようという気持ちが高まってきたと感じます。
- やりがいはどんなところに感じますか。
- 給与計算など、間違えられないことをこなしていくところです。間違えられないというのはプレッシャーがあって大変なことでもあるのですが、計算がピタッと合ったときや、給料が出たときにみなさんが喜んでいるのを見たときは、やっぱりやりがいを感じますね。
- 休日はどのようにリフレッシュしていますか。
- 神奈川にいたときは車が必要なかったので、この会社に入ってから運転するようになったんです。そこで、自分が運転下手だなと気づいて…。練習がてらずっと運転していたのですが、どんどんハマってきてたくさんドライブに行っています。
- Uターンしてから生活や時間の使い方にも変化はありましたか。
- そうですね。向こうにいたときは電車基準で動いていたというか、時間がきっちり決められていましたが、こっちでは移動するにも自分次第ですよね。それは人によって良し悪しがあると思いますが、自分にはこっちの生活が合っていたと思います。
- Uターンを考えている方にアドバイスはありますか。
- まず動くということですかね。「できれば帰りたい」くらいの人は、何か後押しやきっかけが必要だと思うんです。仕事をしていると、地元の仕事を探すということもあまりしなくなってしまうのですが、まず動いてみる、探すということが大事かもしれないです。あと言えるのは、田舎の人は優しいよということですね(笑)。
- 今後の目標を教えてください。
- 総務課に来てまだ1年も経っていないので、今は人に聞きながら手探りでやっている状態です。今後は、「総務なら任せろ」くらいに自信をつけて仕事していきたいです。